台北のサッカー場の跡地を活用した複合施設「花博公園」に入居しているイノベーションセンター「CIT」(Center for Innovation Taipei)を訪問しました。
CITは、コンサルティングやデザイン、空間運営などを手がける企業「Plan b」が運営をしていて、市から花博公園の一角を2016年に借りてスタートした施設です(ちょうど2016年は、台北市がスタートアップの支援に力を入れだした時期です)。
施設は、シェアオフィス・コワーキングスペース・会議室・コミュニティスペースから構成されています。
シェアオフィスはスタートアップだけでなく、大企業がサテライトオフィスとして利用したりしています。
また、コワーキングスペースは、フリーランスや海外の人が利用していて、ドロップイン(1日利用)も可能です。
実は台北は、ほんの数年前までコワーキングスペースというものがなく、ビジネスセンターといわれる狭い区画で区切られた個室を利用することが一般的でした。
ですが、世界的なコワーキングスペースのブームもあり、また、台北市がスタートアップの支援に力を入れだしたことから、(以前からシェアオフィスを運営していて空間運営のノウハウがあった)Plan bが、CITを立ち上げたのですね。
当日は、運営会社のPlan bのSenior PartnerのEmilyさんが案内をしてくれました。
ちなみに、CITには約50室のシェアオフィスがありますが、現在満室で(入居待ちがあるそうで)、これから2階のスペースを拡張する予定だそうです。すごい!
コワーキングスペースは1時間からドロップインができますので(1時間で80台湾ドル=300円ちょい)、台北でコワーキングスペースを探されている方はぜひご利用ください。