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ミャンマーの社会問題は動画が解決?

ミャンマーで動画メディア運営と、企業の動画広告支援を手がける「OPENGATE」を2018年に起業された小沼武彦さんとお会いして、ミャンマーでの動画事業の盛り上がりについて聞いてきました。

 

小沼さんは以前は人材系のIT企業で働かれていましたが、大学時代にNPOでミャンマーの教育事業に携わっていたこともあり、2017年に一念発起して単身ミャンマーに渡ったとのことです。

目的としては、「情報格差の壁」を壊すこと。長らく軍事政権が続き、情報統制の厳しかったミャンマーでは、公衆衛生(病気や避妊)、犯罪(人身売買や詐欺)、社会制度(公的保障)などに関する正しい知識が人々に十分に渡っておらず、それが社会問題となっていました。

しかし、ようやく民主政権になり、そしてスマートフォンが急速に普及したことで(パソコンやフューチャーフォンをすっ飛ばして、いきなりスマホが普及した感じです)、人々はネットで情報にアクセスすることが可能になりました。

とはいえ、前の記事でも紹介しましたが、Unicodeが普及していないためインターネット=Facebookなミャンマーでは、体系的に整理された情報がネットになく、また、人々もテキスト情報にはなかなか目を通してくれません。

そこで、動画コンテンツを通じて情報格差をなくすべく、動画メディア運営を始められたとのことです。

とはいえ、まずはアクセスを集めないことには何も始まりません。そこで目をつけたのがF1層(20〜34歳までの女性です)。

 

ミャンマー女性というと、「タナカ」という伝統化粧をした女性がイメージされますが、ここ数年の韓流ドラマのブームにより、F1層が急速にお洒落に目覚めているそうです。とはいえ、化粧の選び方、使い方一つから、多くの女性は知りませんし、日本みたいにファッション誌なども全然ありません。

そこで、化粧やファッションを解説するF1層向けの動画メディアを運営し、アクセスを高めたら、今度はF2層向けに、生活ノウハウなどを解説する動画コンテンツも増やしていき、最終的には、情報格差の壁を壊すという目標を達成するという、大きなビジョンを小沼さんは描いていました。

 

ビジネスに対する考えなども共通する分が多く、とても楽しい時間を過ごせました。

ちなみに写真は、ローカルだけどわりと金持ち向けのシーフードレストランで、水槽のシャコを選んでいる小沼さんです。

ミャンマーは非常に物価が安いのですが、ここでの食事は、二人分のドリンク、シャコの蒸し焼き2匹、ソフトシュリンプカレー1皿、ライス2つで、日本円で約6000円でした!

お店は賑わっていて、ミャンマーでも中間層が増えていることの証拠ですね。

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