その世界シェアは2017年時点で約70%! ですがこのDJIは、実は2006年に深センで創業された中国企業なのです。

そんなDJIの旗艦店である深セン店に行って、DJIの方からお話を聞いて、操作実演もしてもらいました。

ユニークな外観の旗艦店

Apple Storeのようなオシャレな内装

・現在、世界各国にオフィスがある。日本にも研究開発施設あり

・80%の商品が海外に輸出。輸出メインのビジネス。ドローンの人気は海外が先に火がついたから。

・従業員は2018年現在1万1000人

・2017年は海外の売上は170億元(約2800億円)。急激に売上が伸びている

・世界最初の旗艦店。深セン、ソウル、香港、上海に旗艦店があり、深センが最初の旗艦店

・旗艦店は単なる製品のショールームではなく、顧客との文化的な交流も行っている。セミナールームもある

・商品ラインナップは撮影機だけでなく、農業用の農薬散布機とか、荷物運搬機とかもある

・純粋な撮影以外にも活用可能。災害時の状況把握、救助活動支援とか。人が入れない場所にも入れる。サーモグラフィーセンサーで生きている人を発見できる。

・土地の測量、建築の進捗状況の把握も可能。不動産会社からも引き合いがある

・中国の多くの会社で授業やサークルでドローンが教材として使われるようになった。大学ではドローン専攻もある

・2015年のイノベーション企業のTOP3に、Google、テスタ、DJIが選ばれた

・TIMEの世界に最も影響を与えた商品ランキングの46位にDJIのドローンが入った

・ロボットの国際的大会を開催したり(ロボットクリエイターをスターにしたい。好成績を収めると大企業に入社できたり)

DJIのドローンは、おそらく中国で初めて、他国の商品の安価なコピーではなく、自社オリジナルの商品で世界的に大ヒットしたものです。

DJI以外でも、これから中国オリジナルのイノベーティブな商品、サービスが増えてくると面白いですね。

撮影用の中型ドローン

農薬頒布ドローン