12階建てのビルが1棟まるごとシェアオフィス&コワーキングスペースになっている「Kafnu」に伺い、Community ManagerのSimonさんにお話を伺いました。

Kafnu(カフニュー)は、シンガポールを本社とするグローバルなホテル運営会社が始めたシェアオフィス&コワーキングスペースのブランドでして、現在は香港と台湾にだけあります(今後はインドやベトナムなどにも出店予定)。

Kafnuの面白いところは、カフェ、個室のシェアオフィス、コワーキングスペース、男性専用のカプセルホテル、女性専用のホテル、イベントスペース、バー、会議室、動画撮影スタジオ、音声録音タジオ、会議室、シャワールーム、フィットネススタジオなどがあり、1棟で(特にクリエイティブ系の)ビジネスが完結するハードウェアになっているところです。

カフェ

最上階はイベントスペース

その奥には会議室

デジタルサイネージでイベント情報が

フィットネスジム

個室のシェアオフィス

各階に交流スペースがあります

創業者が日本のbarで見つけて導入を決めた水槽

動画撮影スタジオ

録音スタジオ

コワーキングスペースではお静かに

会議室はアプリや、部屋の前のiPadでも予約できます

フリーアドレスのワークングスペース

会議室

電話ブース

カプセルホテル

日本でも、最近はホテル併設型のシェアオフィス&コワーキングスペースが出てきていますが、クリエイティブ系の設備が揃っているところは聞いたことがありません。

グローバルなホテル運営会社だけあって、そういった様々な設備、機材の運営にノウハウがあり、内製化ができているとのことでした。

それに内装もとにかくおしゃれで統一感がある! なんでも、創業者が日本好きの方で、日本で見た色々なデザインがインスピレーションの元となっているそうです。

価格帯に関しては、3〜4人用の個室シェアオフィスは50000台湾ドル(20万円弱)、ドロップイン(1日利用)も1000台湾ドル(4000円弱)、イベントスペースも30坪くらいで1時間4000台湾ドル(16000円弱)と、台湾と日本の物価の差を考えても高めでした。

それでも、2018年1月のオープンから半年くらいで、既にシェアオフィスの個室は満室、会議室やイベントスペースの利用も多いとのこと。すごーい!

お話の中で、日本のことは情報が入ってこないからよく分かりません、なぜ日本のコワーキングスペースのWebサイトはトップページなどに日本人しか写ってないのですか?台湾はもちろん、韓国や中国でも欧米人や黒人が写っている写真を使いますよ、みたいな質問があり、確かに日本は閉鎖的だな、海外のコワーキングスペースでは入り口に世界の主要都市のタイムゾーンの時計があるのに、日本はないな、ちゃんと世界を向いていないな、と考えちゃいました。

Kafnuもドロップイン(1日利用)ができますし、CITとも違った魅力がありますので、みなさんぜひ利用してみてください!

Community Manager のSimonさんと